または私か如何にして心配するのを止めてこの稼業を・愛する・ようになったか

監督の異常な愛情

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【CONTENTS】

●内容紹介
限られた環境、予算、戦力で、戦術・分析・采配を駆使し、ポジティブに、たくましく、しぶとく戦い抜く監督たち。
逆境に立ち向かい、鉄火場に立ち続ける、敗れざる者たちへの賛歌!!

●ラインナップ
田坂和昭
片野坂知宏
北野誠
高木琢也
吉武博文

これからもイバラの道を選んでいくんじゃないかと思う。冒険心なのか、攻撃的なのか、反骨心なのか。苦境に立たされると奥底から湧き出てくるものがあるからね。
●イバラの道を選ぶ男――田坂和昭

確かに我慢できなくて、言ってしまいたくなることもありますよ。けど、僕が言ったら選手たちはただそれをするばかりになってしまう。だから、自分で考えさせたい。
●あふれ出る男――片野坂知宏

練習場がない中で、知恵を出して勝てるチームを作っていくのが俺の仕事。もう反骨心しかない。もうひとつは、応援してくれてる人たちに恥をかかせられない。
●失敗しない男――北野誠

何もかも上手く噛み合わせたチームを作るのは難しい。完成のないものをとにかく完成させようとしているという感じ。そういうものなんです。僕の中で、サッカーというのは。
●見えない力を求める男――高木琢也

究極のところ、いい判断をしてそれを実行するだけの力があればいい。それが個性なんじゃないですか。突き詰めれば、ピッチに立ったらこのふたつしかないと思うんですよ。
●狭間で生きる男――吉武博文

著者のことば
どの監督もサッカーに対して本気すぎて、ちょっとだけ常軌を逸脱してしまっている。 ほとんどマッドサイエンティスト状態と言える。こんなにも深い愛があるだろうか。 試合でも、トレーニングでも、インタビューの場でも、彼らのサッカーへ向ける異常な愛情は、とどまることなくあふれている。システムは世界の捉え方で、戦術は人生そのものだ。 監督という人間に寄り添った場所から見渡せば、サッカーはまた、あたらしい奥行きを見せてくれることだろう。





著者紹介
ひぐらしひなつ
大分県中津市出身。サッカーライター。育成年代からトップまで幅広く取材。大分トリニータのオフィシャルメディアに執筆、サッカー専門新聞「EL GOLAZO」大分担当。著書に「大分から世界へ 大分トリニータユースの挑戦」「サッカーで一番大切なあたりまえのこと――弱くても勝つ大分高校サッカー部」がある。

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